福祉車両の買取相場【2026年8月】リフト車がスロープ車の1.82倍。ただし装備ではなくベース車の差です
福祉車両の買取相場を買取実績20件から集計しました。リフト車の中央値202万円はスロープ車111万円の1.82倍ですが、リフト車は7件とも商用バン、スロープ車には軽が4件含まれます。ベース車が1台も重なっておらず、装備の差ではありません。一方で同じ車種・同じ年式でそろえた2組は1.03倍と1.07倍しか違いませんでした。
1.82倍 リフト車とスロープ車の中央値の差(素朴に集計)(サンプル数 20)
この条件の相場
| 指標 | 値 | n |
|---|---|---|
| リフト車とスロープ車の中央値の差(素朴に集計) | 1.82倍 | 20 |
| リフト車のベース車が商用バンだった件数 | 7件中7件 | 7 |
| スロープ車13件に含まれる軽自動車 | 13件中4件 | 13 |
| リフト車とスロープ車でベース車が重なった台数 | 20件中0件 | 20 |
| 同じスロープ車での軽と乗用ミニバンの中央値の差 | 2.27倍 | 13 |
| 商用バンと乗用ミニバンの中央値の差 | 1.2倍 | 16 |
| 同じ車種・同じ年式の2台の価格差(2019年式ハイエース) | 1.07倍 | 2 |
| 同じ車種・同じ年式の2台の価格差(2021年式ハイエース) | 1.03倍 | 2 |
| 姉妹車ノアとヴォクシーの差(同年式・同装備) | 1.05倍 | 2 |
| 1年新しいほうが安かった組(ヴェルファイア) | 1.13倍 | 2 |
| ハイエース(リフト車)の2012年式と2021年式の差 | 6.33倍 | 6 |
| 集計した買取実績 | 20件 | 20 |
| 実績価格の最小 | 390,000円 | 20 |
| 実績価格の第1四分位 | 865,000円 | 20 |
| 実績価格の中央値 | 1,675,000円 | 20 |
| 実績価格の第3四分位 | 2,042,500円 | 20 |
| 実績価格の最大 | 2,490,000円 | 20 |
| リフト車の中央値 | 2,020,000円 | 7 |
| スロープ車の中央値 | 1,110,000円 | 13 |
| 軽(スロープ車)の中央値 | 745,000円 | 4 |
| 乗用ミニバン(スロープ車)の中央値 | 1,690,000円 | 9 |
- 安いほうの4分の139万円〜87万円
- その次の4分の187万円〜168万円
- その次の4分の1168万円〜204万円
- 高いほうの4分の1204万円〜249万円
半分は 168万円 以下、4分の3は 204万円 以下 でした。
査定を依頼できる業者の対応条件
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| 業者 | 公開している福祉車両の買取実績 | 対応エリア | 出張査定・引取りの費用 | 申込の受付 | 公式 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| オートガレージ122買取センター | 20件(★車種・年式・装備タイプつき。走行距離は非公開) | 全国(★沖縄県および離島への陸送は対応しないと明記) | 査定無料・全国から無料で引取り陸送と明記(陸送先は埼玉県さいたま市) | 電話9:00〜19:00(水曜定休)/FAX/メールフォーム | 公式サイト | |
| 福祉のフジ(フジカーズジャパン) | 確認できず | 「北は北海道、南は九州までの全国展開」 | 記載を確認できず | FAX用紙のダウンロード/メールフォーム(受付時間の記載を確認できず) | 公式サイト | |
| 旧車王(カレント自動車) | 確認できず | 全国 | 「最短当日、無料で日本全国どこでも出張査定」。引き上げ料金も含まれ追加費用なしと明記 | Webフォーム/フリーダイヤル/LINE(9:00〜22:00・年中無休) | 公式サイト |
この条件ではどれを選ぶか
福祉車両の買取実績20件を、装備のタイプで分けて中央値を取りました。リフト車202万円に対してスロープ車111万円で1.82倍です。ここで止めると「リフト車のほうが高く売れる」になりますが、この比較は成立していません。リフト車の7件はハイエース6台とNV350キャラバン1台で、7件とも商用バンです。スロープ車の13件は乗用ミニバンが9台、軽自動車が4台でした。ベース車が1台も重なっていません。装備の差ではなく車格の差をそのまま見ています。同じスロープ車の中でベース車を分けると、軽4台の中央値74.5万円に対して乗用ミニバン9台は169万円で2.27倍でした。装備をそろえても2倍以上開きます。分岐は装備ではなくベース車です。なおリフトとスロープで同じベース車の組が1組も無いので、同じ車ならどちらが高いのかは、このデータでは確かめられません。次に、この品目で見つかった珍しい性質を書きます。条件をそろえたときに価格が非常に近いことです。ハイエースのリフト車で車種と年式が同じ組が2つあり、2019年式は188万円と202万円で1.07倍、2021年式は240万円と247万円で1.03倍でした。姉妹車のノアとヴォクシーの2019年式スロープ車も169万円と177万円で1.05倍です。トラクターでは同じ会社が同じ型式を1.71倍違う値で買っていましたし、コンプレッサーでは同一型式が2社で1.47倍でした。福祉車両はそれらより明らかにそろっています。ただし走行距離が1件も公開されていないので、そろって見えるだけの可能性は消せません。組も2つだけです。年式については、大きく離れていれば順に並びます。ハイエースのリフト車は2012年式39万円から2021年式247万円まで6.33倍開きました。しかし隣り合う年では逆転します。ヴェルファイアのスロープ車は2012年式が98万円、2013年式が87万円で、1年新しいほうが1.13倍安く売れています。最後に、相場を調べるときの注意を1つ書きます。「福祉車両の買取相場」と題した記事に、中古車の相場価格が載っていることがあります。ある比較サイトはノア・ヴォクシーを370.4万円としていますが、これは表の直前に「中古車の相場価格」と書かれている数字で、買取価格ではありません。隠しているわけではなく、見出しの言葉と表の中の言葉が違うだけです。同じ車の買取実績はここでは169万円から249万円でした。見出しではなく、表の中の言葉を読んでください。